膝の痛みと相談しながらランニング中。しかし、なぜ膝が痛いのか。そもそもベアフットランニング信仰から入っているのがアホなんじゃないか、みんな滅茶苦茶なフォームでも走れているのに、僕が膝痛いのはシューズがベアフット系だからなんじゃないの? と思えてきたので、食わず嫌いはよくないと、アシックスの良い目のものを購入してみた。
わくわくして走ってみると、たしかに膝には優しそうなんだけど、接地感がない。まるで、できの悪い電気式パワステのようだ。路面情報が伝わらない。つまらん。景色がかわるだけでジムのランニングマシーンみたいだ。たまらず、最後は脱いで靴下で走ってしまった。正直膝痛くてもなんでも裸足のほうが100倍楽しい。そういうわけで元のミニマスに戻した。
Minimusは舗装路ランニング用とトレイル用を持っているんだけどトレイル用のはどうもサイズが微妙にあっていなくて擦れる。バランスは舗装路ランニング用が良い気がする。
週末4mile(けっこうアップダウンのあるトレイル)走ったら次の日は膝が痛くて全然駄目だった。で、今日おそるおそる1mileだけ走って確かめると、良くなっているどころかむしろ強くなっている気がするので、フォームを気にしながらのスパルタ療法でなんとかなりそう。
ベアフットランニングというのは結局(というまとめをするほど走っちゃいないが)、路面情報を足から伝えることによって、何がまずいのかを早めに体に教えこむということなんじゃないかと思う。あとおまけで裸足に近いほうが脳内麻薬がでる。200mだけでも楽しい。
フォームは、膝が最初から痛いので色々工夫して、今はフォアフットベース、でもやや後方気味のフォアフットぐらいで、あと自転車を漕ぐように太ももを上げるようにして、あと一歩一歩を左右のゆれを感じながら、時々わざとけんけんぱ、みたいに重心を左右に振るようにして、確実に踏み締めて走るようにしている。これがいいのがどうかは知らないけど。とりあえずそうやってしっかり足全体の筋肉を使って走るほうが膝も痛くならない。そしてなんといっても一歩一歩が楽しい。走り方でこんなに楽しさが違うということは驚きに値する。もっと若い頃に知っていればなぁ。
週末に月を見上げながら、ひんやりとした空気を感じて走っていた時、あーこれは一つのアレだ、人生の到達点だと。たった4mileだけどそう思った。